Amazonで商品を購入後、自己都合により不要となったので返品を申請したところ発送前でしたが発送前キャンセルが不可能な段階にすでに入っていました。商品到着後、自己都合による返品をすることにしました。
返品申請中に表示された返金金額は商品購入代金-送料(500円程度)でした。実際に返品した後にAmazon側から再度通知された金額は当初予定した返金額の半額でした。クレジットカードに返金された金額も半額でしたので問い合わせてみました。
自己都合による返品かつ商品が開封されている or 商品に痛みがある場合は半額返金
Amazonのチャットサポートで事情を説明。チャットサポート側から教えていただいたのはAmazonでは自己都合による返品の場合で商品が未開封ではない状態、商品に痛みがある場合は半額の返金となりますということでした。
実は私が注文した商品はScan Snap ix1600というスキャナーでした。商品の箱にそのままラベルが貼り付けられた状態で発送されていました。個人的にはゴミが出ないし環境にやさしいというよりもゴミ出しが楽になるという理由から梱包の簡素化は賛成なのですが、これをそのまま返送に利用してよいのかどうかは疑問がありました。
そのまま返送して返送後に商品が壊れている or 箱に痛みがあるので返品不可能とか言われても困りますのでチャットサポートで事前に事情を説明して、そのまま商品の箱に返送用ラベルを貼り付けて返品してよいのかどうか確認しました。サポートセンター側の方からの回答では未開封のままの状態であるのでその箱のまま返送して良いとのことでした。
これらの経緯を「チャットサポート」でしていましたので、今回の問い合わせの際にもチャットの履歴を確認して欲しいと説明したところ一発で事情を理解してくれ、全額返金-送料500円の金額を返金してくれることになりました。
文字ベースのコミュニケーションは便利
もしも返送前に電話サポートを利用していたら、返金について素早く対応していただくことは難しかった可能性が高いと思います。なんせ、音声の録音は再生して確認しないといけませんし、サポートごとにレポートなどで内容が文字ベースで記録されていたとしてもそれはサポートセンターの職員が要約した内容となってしまいますしね。
これらのことはあらゆる仕事上のコミュニケーションにおいても活用できる教訓だと思います。チャットなどであれば即時返信する必要はありませんし、なにかあったときに内容について遡って確認することができます。メモ帳に要点をメモする必要がありませんし、細かい部分まで全部メモすることは不可能ですしメモする時間も馬鹿になりません。
私は小学生の時に受けた授業で未だに覚えているのはコミュニケーション手段として、「手紙」「電話」「実際に会って話す」「FAX」等の手段のメリットとデメリットについてみんなで考えるという授業があります。
当時はE-Mailというものは存在していましたがインターネット自体がほとんど普及していなかった(授業を受けたのは1995~1997年くらいだったと思います)のでメールは入っていなかったですが、改めてどのコミュニケーションを使用して相手と連絡を取ることが良いのか?ということを考えてコミュニケーション手段を選ぶことの重要性を考える機会となりました。
現在ではスマホを持っていない人はほとんどいません。スマホを使えば音声でも、文字でも、映像でも情報を伝達することができます。チャットという技術は昔からありますが、それをほとんどの人がいつでも使える状況になったのはここ10年以内の話です。ビジネスコミュニケーションツールとしてSlackやLine Worksなどが活用され始めていますが、これらのコミュニケーションツールは大いに仕事の効率を上げる可能性を秘めているでしょう。
コメント